理事長だより
大阪商業大学、神戸芸術工科大学で卒業式が開催されました。
2021年4月3日
3月25日（木）に大阪商業大学、同27日（土）に神戸芸術工科大学の卒業式（学位記授与式）が執り行われました。谷岡理事長は、大阪商業大学で学長として式辞を、そして神戸芸術工科大学では理事長として祝辞を述べられました。
※コロナウイルス感染拡大防止の観点から、両校とも午前と午後に分けて、会場（大商大：東大阪市文化創造館、神戸芸工大：吉武記念ホール他）には卒業生と教職員のみの入場で行われました。
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大阪商業大学では、「コロナ禍でのステイホームの時間をどのように過ごすのか、これがみなさんの今後を位置づけ、軌道づけ、そして決定していく力となります。こういう危機が起こった時に、これからどうなるのだろう、そして何をなすべきなのだろう、ぜひそういったことを前向きに思索する人間であってほしいと思います」と述べられました。
続けて「危機の時にまず考える、決断する、そして何よりもあなたの決断にみんながついてくる。社会に出て、そういうリーダーであってほしいと願っています」。
さらに「自分より立場の強い者に対しては自分の思ったことを堂々と言える人間に、そして自分より立場の弱い者からの訴えには真摯に耳を傾け、一緒に考える。労わってあげる。それがみなさんの生き方であるべきだと信じています」と送られました。
また神戸芸術工科大学では、初代学長・吉武𣳾水先生の言葉「デザインというのは見かけだけではなくスピリッツが入ってなければいけない。そしてデザインは人々に夢と希望を与え、人々を幸せにするためにある」を紹介され、「みなさんの頭の中には常にデザインマインドがあります。どの道を進むにしても、それを生かしてより進んだデザインを世の中に提供し続けてほしい。そして多くの人を幸せにする、そんな世の中になることを心より望んでいます」とお祝いの言葉を述べられました