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「井山杯 東大阪市囲碁フェスティバル」で講演されました。

1月18日(日)、東大阪市文化創造館で開催された「井山杯 東大阪市囲碁フェスティバル」(主催:東大阪市、運営:公益財団法人日本棋院・一般財団法人関西棋院、協力:大阪商業大学)で谷岡一郎理事長・大阪商業大学学長が講演されました。

「井山杯 東大阪市囲碁フェスティバル」は、国民栄誉賞を受賞され、東大阪市名誉市民でもある井山裕太碁聖の名前を冠し、子どもを中心に広く市民が囲碁に親しむ場をつくることを目的としたイベントで、今年で8回目の開催です。

開会式に続いて13:00より行われた講演会のテーマは「集中力の話 ─プロの脳の筋力について─」。
2018年に始まった同フェスティバルの第1回優勝者が、現在韓国でタイトルも取られている仲邑菫さん(四段)であることを挙げ、「2019年1月に仲邑さんがプロになるという発表がされた次の日にこの井山杯が開かれたのですが、(第1回優勝者の)仲邑さんと井山棋聖(当時)が記念対局をされた際、マスコミが詰めかけて押すな押すなの状態の中での公開対局だったこともあってか、仲邑さんは緊張のあまり非常に怖い顔をしていたのです。そこでリラックスさせようと私がちょっとしたジョークを言ったんですが、まったくピクリとも動かず、何も耳に入っていませんでした」というこの囲碁フェスティバルならではの逸話を披露。続けて「タイトル防衛」「羽生善治九段の脳」「脳の極限」「集中の極限」等、数々の尋常ではないレベルの集中力エピソードを紹介され、多くの参加者は驚きの表情を浮かべていました。そして「集中できるというのは一つの才能ですし、集中する訓練もできるというのが分かったと思います」と述べて、講演を結ばれました。

講演会終了後は参加者の皆さんと対局をされ、表彰式では谷岡学長賞に選ばれた小学生に、賞品を贈られました。

同フェスティバルは、毎年「子ども囲碁大会」として小学生・中学生それぞれ無差別クラスで競う『井山杯』と、有段者・級位者によるクラス別の『ハンデ戦』が館内各会場で繰り広げられるのですが、今回は井山碁聖が3年ぶりに参加されたこともあり、特別企画「井山碁聖に挑戦!」(子ども囲碁大会参加者限定)が実施されました。その他、一般参加者向けにプロ棋士による「指導碁」や参加者同士の「囲碁交流戦」等もプログラムに組み込まれ、囲碁を通じて市民の交流の輪が広がっていました。